コバルト文庫、語りましょう！

[26. 匿名]

氷室冴子さんは「クララ白書」が大好きでした。しーののような性格になりたかった。あと、デビュー作以下数点の作品をまとめた「さようならアルルカン」に入っていた「妹」という作品が衝撃だった。当時は高校生だったので、主人公の気持ちは理解できるけど、ここまで屈折した子がクラスメートにいたら絶対関わり合いたくない、と思ってしまった。お姉さんの死の原因を作ってしまった彼女が、あの後どうなってしまったのか、１６歳の時からずっと気になっている。