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  • 1. 匿名 2016/04/28(木) 20:39:19 

    <熊本地震>アレルギーの子 配給が食べられない…|静岡新聞アットエス
    <熊本地震>アレルギーの子 配給が食べられない…|静岡新聞アットエスwww.at-s.com

    熊本医療センター(熊本市中央区)にあるアレルギー対応食の無料配布コーナーで、ライスクッキーを手に下津遼真君(6)=同市東区=がはしゃいだ。遼真君には食物アレルギーがあり、避難所の配給の多くが食べられなかった。地震発生から10日以上が経過し、看護師の母紀久子さん(41)は皮膚状態の良くない息子の体調が気掛かりだ。  遼真君は生後10カ月から地道にアレルギーの治療を続けてきた。大豆は納豆一粒から、牛乳は1滴から始めた。長い年月を掛けて克服したが、震災で元に戻りつつある。自宅は半壊状態、14日から車中泊が続く。避難所に対応食はなかった。家に備蓄はしていたが、電気が止まり、調理できなかった。


    炊き出しのおにぎりをもらい、中の具を尋ねると、「食べれば分かるよ」と返ってきた。「食べたら死んでしまうかもしれないのに」

    発症した時、救急車は来るのか、渋滞なく病院に着くとも限らない。「成分が分からない物は与えられない」。炊き出しのご飯を、おにぎりにする前に分けてもらって食べさせた。体調が良くない今、配給のパンも怖い。

    対応食の無料配布コーナーには「アレルギー物質25品目不使用」の表示があるアルファ化米や離乳食が置かれている。日本小児アレルギー学会が提供した。同センターの小児科医で同学会員の尾方美佳さんは「慣れない避難所生活で体の抵抗力が弱っている可能性があり、対応食が必要な人はさらに増える」と指摘し、配布場所が増えればと願う。

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