ガールズちゃんねる
  • 168. 匿名 2016/04/07(木) 11:25:10 

    >>157
    ディーゼル車とガソリン車の違いは大まかに言えばエンジンの構造。ディーゼル車もガソリン車もエンジン内で燃料を爆発させる事を動力として走行するという基本的な仕組みは同じ。

    大きな違いはエンジン内部の装置(ガソリン車はスパークプラグ、ディーゼル車は直噴インジェクター)と燃料の燃やし方。

    ガソリンエンジンは吸気→圧縮→燃焼(点火)→排気という行程で動く。

    まずはガソリンと空気が混ざった混合気が燃焼室内に入ってくる。そしてピストンが上に押し上がることで混合気が圧縮される。圧縮された混合気にスパークプラグから火花が飛ぶことで火種が混合気に引火してその爆発力でピストンが下に押し下げられる。最後に混合気の燃えカスが廃棄される。ガソリンエンジンではガソリンと空気を混ぜた混合気にスパークプラグの火花が引火する事でピストンを上下させてタイヤを回す動力にしている。

    ディーゼルエンジンは吸気→圧縮→圧縮(着火)→膨張という行程で動く。

    まず燃焼室内に空気だけが取り込まれる。そしてピストンが上に押し上がる事で空気を圧縮する。ピストンが最上部に来ると直噴インジェクターから軽油が勢いよく噴射される。燃焼室内は高圧、高温に維持されているので、噴射された軽油は自然発火して爆発する。その爆発力でピストンが下に押し下げられる。ディーゼルエンジンでは空気だけを取り込んで圧縮し、高圧、高温の燃焼室内に軽油を勢いよく噴射して燃料自身を自然発火させる事によりピストンを上下させてタイヤを回す動力にしている。

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