「かぐや姫の物語」テレビ初放送１８・２％！ジブリ高視聴率連発

[64. 匿名]

自分なりの解釈。長文すみません。↓

かぐや姫の罪は、地上に憧れたこと。
仏がかぐや姫に課した罰は、「地上は素敵な場所じゃない」と思い知らせること。
本当は、「言っていたとおり、地上は素敵な場所なんかじゃなかったわ…」と姫がしょんぼりして帰ってくることで、罰が完結するはずだった。

実際かぐや姫は、大人になるにつれてしがらみや周囲の考えにがんじがらめにされて、自由を失い、悲しみを抱いた。
月に帰りたいと願った。
しかし地上という場所を愛していて、疎むことはなかった。

この構図は、私たち現代人と少し似ている。
辛い会社や学校。人間関係。
ぽつり、死にたいと口にすることもある。
死は無であり、その先に苦しみはない。しかし本当に死にたい訳ではない。
本当の願いは「この場所で幸福になりたい」。
かぐや姫は結局お迎えがきて月に帰るしかなかった。
しかし私たちは？今はまだ、この地上に生きる権利を誰から奪われもしない私たちは、どう生きる？

私は、辛い苦しい…こんな人生を余儀なくされる現代から逃れたい！と感じた時も、自分にとっての幸福を見つめ直して、それを実現できるように頑張っていきたいって感じたな。
幸い私は今健康で、月からのお迎えは当分先そうだしね。