ガールズちゃんねる

あなたが知ってる深イイ話

92コメント2015/03/02(月) 13:16

  • 37. 匿名 2015/03/01(日) 22:02:22 

    アメリカの、とある地方に野球観戦の大好きな、でも、目の見えない少年がいました。 
    少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。少年はその選手へファンレターをつづりました。
    「ぼくは、めがみえません。でも、毎日あなたのホームランをたのしみにしています。
    しゅじゅつをすれば見えるようになるのですが、こわくてたまりません。
    あなたのようなつよいこころがほしい。ぼくのヒーローへ。」
    少年のことがマスコミの目にとまり、二人の対面が実現することになりました。
    カメラのフラッシュの中、ヒーローと少年はこう約束します。
    今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨む、と。
    そして、その試合、ヒーローの最後の打席。2ストライク3ボール。テレビや新聞を見た多くのファンが、スタジアムで
    固唾をのんで見守り、少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。
    ピッチャーが投げた最後のボールは・・・、大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。
    全米から大きな溜め息が漏れようとした、その時、スタジアムの実況が、こう伝えました。
    「ホームラン! 月にまで届きそうな、大きな大きなホームランです!」

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