あなたが知ってる深イイ話

[36. 匿名]

深い話とは違うかもしれないけど…

幼稚園児だった息子にはアレルギーがあったので
卒園するまで毎日お弁当を持たせていた。

正直、毎日作るのは面倒で
給食が食べられれば良いのにと思っていた。

本人も年中あたりから、回りと違うのを嫌がったりと色々あったが、それでも毎日残さず食べてきた。

最後のお弁当の日には息子の好きな物を作り、そして私は3年間のお弁当生活を終えた。

卒園するちょっと前に、保護者の集まりがあり教室に集まった。見ると「ようちえんの想い出」という絵が飾ってあり、皆は友達の絵や行事の絵を書いていたが、息子は私が最後に作ったお弁当の絵を描いており、お弁当の隣には笑っている息子と私の顔も描いてあった。

保護者会を前にして号泣してしまった。