中川翔子の自伝的エッセーがNHKでアニメ化「まさか愛猫マミタスが…」

[73. 匿名]

転勤で行ったある地方には、小規模なホームセンターくらいのペットグッズショップがあり、年に何度か仔猫の里親探しの催しを店舗前で行っていた。
ミルクが必要なくなるくらいまでの仔猫はかわいいと里親がまだ見つかるほうだが、ある程度大きくなるとなかなか難しいと運営側のひとが言っていた。
私はそこで引き取り手の見つからないまま１年くらいたった子と数ヶ月後に仔猫の２匹の娘の親になる事を決めた。
１６年後の一昨年、お姉さんをお見送りさせてもらったが、私の娘になってくれて幸せだったか、今もふと思う事がある。
父の葬儀では泣けなかった自分が、娘が急変し病院に行った際、火葬をしに行った際も、周りの人たちを気にせず、これほど泣ける事に驚いた。
会話は出来ないけど、これほどの繋がりを、依存していた事を、思い知らされた。

食の太い子もいれば細い子もいる、多くいれば片寄る事もある。
毛をなめるストレス要因は、ひとつではないし
どれがそうなのかも特定しづらい事。
構い過ぎるのもそうかも知れないが、他の子がいる事にストレスを感じる子もいるだろうし、多頭数ならパーソナルスペースを確保しにくい事も、また構われない事もそうだし、人が常にいる状態や常にいない状態でもそう、個々に感じるストレス要因は無数にあるハズ。

数十万円で購入し一匹を大事に、嫌であろう服まで着せて育てるのもいいが、私にはそれも虐待に見える、責めはしないがね。