かけ算の順序で不正解の風潮…ベネッセのチャレンジでも
652コメント2014/10/26(日) 21:43
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481. 匿名 2014/10/09(木) 23:09:54
>>476
475です。
私は「掛け算の順序を固定する」という指導方法は
上手く運用さえすれば算数の学習効果を高める効果があると思います。
たとえば
「耳が2つあるうさぎが3羽いるときに、耳は合計でいくつでしょう?」という問題文があるときに
深い考えも無く問題に登場した数字を単にx記号で連結して
2 x 3 = 6
という数式を立てた生徒がいるとします。
掛け算の場合、偶然これは正解するのですが、彼が割り算の学習に進んで
「亀の足は4本です。足が合計で8本ある場合に、亀は何匹いるでしょう?」
という問題文に対しても、単に数字を÷記号で連結して
4÷8
という数式を立ててしまうかもしれません。
もしかすると彼はここで算数の学習を挫折してしまいまいます。
しかし何が「1つぶんの数」で何が「いくつ分の数か」を「考えるステップ」を間に挟めば
その計算順序に合致しない数式を立てた生徒は、もしかすると掛け算を正しく理解していないかもしれず
教師はいち早く彼を発見しやすくなり、再指導してあげることも効率的にできるようになります。また生徒にとっても、考えるステップを間に挟むことで「頭でイメージしてから数式を立てる」という訓練にもなるのです。
問題は、あくまでコレは「指導方法」であり「目的」ではないという事です。
たとえ「いくつ分 x 一つ分」の順番で計算したとしても
掛け算を正しく使える生徒であるならばそれをあえて×にする必要は全く無いのです。
けれども、あえて理屈をつけてまで「×にすることが目的だ」と考えてしまう人が、どうやら少なくないようです。+5
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