調剤薬局での質問

[93. 匿名]

例えば、乳がんの薬と高血圧の薬は名前がとてもよく似ていて、頭3文字が同じです。
最近の電子カルテは処方を入力するとき頭3文字入力すれば予測変換で薬の一覧が出てくるようになっています。そのため、高血圧の薬を入力するつもりが、一覧にあった乳がんの薬を選んでしまうということが起こり得ます。皆さんも誤変換てよくありますよね、Drもそうです。処方箋に記載された薬が、本当に患者さんの症状にあった薬なのか薬剤師は確認しなければなりません。

それから、薬の効果は単一ではなく、抗うつ剤として使用される薬が慢性腰痛に使用されることもあります。薬について説明する義務がある薬剤師は患者さんがどちらの症状でこの薬を処方されたのか知りたいです。
また、同じ薬でもなんの病気に使用するかによって必要量が違うこともあります。ヘルペスであれば1日2回1錠ずつで良いのに、帯状疱疹であれば1日3回2錠ずつも内服しないといけません。医師も完璧ではありません。ついうっかりして必要量を勘違いして覚えることもあります。そういったことが無いように患者さんの症状にあった処方量か、なども確認してます。