「日出処の天子」が好きな人
500コメント2018/06/02(土) 11:58
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500. 匿名 2018/06/02(土) 11:58:27
>>499
王子は毛人を「もうひとりの自分」と呼んでいて、魂の兄弟のように思っていたけど…毛人は「それは本当の愛ではない」と思ったんじゃないかな。
「あなたは私を愛していると言いながら、本当はあなた自身を愛しているのです」って。
その思いにとらわれている限り人は孤独から逃れられない、と。
あのセリフ、もしかしたら作者が自分自身に発した言葉ではないかな。
作品は違うけど「天人唐草」のヒロインには作者自身がある程度投影されている気がするし(ああいう人だ、というわけでないけど。上手くは言えない)、実際共感したり「私と似ている」「反面教師になった」と思う人も結構いると思うけど、最後王子様に救われることなく破滅するんだよね。
作者はなんて自分に厳しい人だろう、と思う。
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