【実況・感想】西郷どん 19話

[448. 匿名]

>>443
本当に。色々と考えさせられる。
尊敬する 大切な方々を次々に亡くされ、自らのみ残ってしまい、本来なら折角の遺された命、でも逝きたい逝きたいばかり考え、大久保に叱咤されつつ優しく諭される。そして島へ…。
そこでも左内の哀しい報せ。
知らぬ地で、偽の名で、心も乱れまくりだったであろうに、徐々に島の事を知り、民の為との殿が 島の人々の思いは全く違い、しかも西郷の言葉で｢私達は民とすらも思われていなかった｣とまで思わせてしまう。本当に驚愕で目から鱗で、より自暴自棄。
でも色々と経て漸く安らぎ得る。
のも束の間、やはり、政には外せない人物。
島では幸せ、でも同士にも愛され、表裏はわからずとも現世でも愛される存在の西郷。
家族思いで島なら幸せだったかと思わずにわいられないものの、でも、最期に携えていたのは夢同じくしつつ志半ばで哀しき最期を遂げざるを得なかった｢橋本左内さんの“文”｣。たかが文 されど文。他にも何かあったのかとも思う。でも挙げられるのは真っ先に左内の文の事。
結局は、平穏を求めつつも、国を思い、憂い、仲間を思っての生きざまとなる方だったのかな、簡単には言えないけど運命・宿命だったのかなと思わざるをえない。

長々とすみません。
本当にとても良い、細かな描写も丁寧で良い、素敵な大河。