『エロマンガ表現史』研究書なのに有害図書? 北海道指定に識者「行き過ぎ」
50コメント2018/04/16(月) 18:40
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1. 匿名 2018/04/15(日) 21:18:01
(抜粋)
2018年3月30日付の北海道公報では、4冊の書籍が「有害図書」として指定された。その筆頭に、『エロマンガ表現史』の名前があったのだ。
有害図書は、各都道府県などが条例に基づき指定するもので、北海道では「図書類の内容の全部又は一部が、著しく粗暴性を助長し、性的感情を刺激し、又は道義心を傷つけるもの等であって、青少年の健全な育成を害するおそれがあると認められるもの」について、青少年への販売などが禁止される。北海道では2017年度に、『エロマンガ表現史』を含め11冊が指定されている。
前参院議員で、漫画・アニメなどのサブカルチャー、表現規制をめぐる問題に詳しい山田太郎氏に4月12日、J-CASTニュースは見解を求めた。「私も読みましたが、本書は表現の変遷を淡々と取り上げたもの。直接的なエロやグロ、暴力などを表現したものではなく、それを研究・引用している書物まで指定されるのは、行き過ぎではないかと感じる」+19
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成人向け漫画、いわゆる「エロマンガ」の研究書『エロマンガ表現史』(稀見理都著、太田出版)が、北海道で「有害図書」指定されたことが物議を醸している。筆者の稀見理都さんは美少女コミック研究家として知られる。これまでも「エロマンガ」にまつわる著書などを発表してきたが、本書ではその「表現」に注目し、女性キャラの胸の描かれ方や擬音語・擬態語、しばしば登場する「触手」や「断面図」といった要素などについて、表現の誕生や変遷、拡散、そして海外も含めた影響の伝播などを、漫画家たちへのインタビューも交えて調査している。