『Nのために』を語ろう！

[210. 匿名]

>>198
「奈央子を連れ出す」だけなら、安藤も作戦に入れた方が簡単だし成功はするんでしょうね。
ただ、安藤は野口の部下。
努力の結果第一志望の企業に入社しちゃう、人生の表通りを歩む「太陽のような」男。
西崎いわく、君の人生は美しく、正しい。
まっとうに安藤に相談持ちかけたら、成瀬じゃなくとも「警察に相談」とか、連れ出しの非合理性とか言いそうでしょ(笑)「そもそもさぁ〜」とか(笑)
ホントのホントは、希美や西崎に感化されてきている安藤なら、もしかしたらN作戦Ⅱに加わったかもしれないけどね。
そして、マイナス人間(原作本文ママ)の西崎は、同じくマイナス人間の希美と、マイナスの空気感を持つことを知っている成瀬は巻き込めても、プラス人間の安藤は巻き込めないと思い込んでるんだと感じます。
「この人のために」という理由だけで動くことができる、希美と成瀬とは、罪の共有ができる、と。
……と、ここまではたくさんの方が同意してくださると思うのだけど、最近もう一つ考えることがありまして……。
正しく美しい太陽のような男=安藤の手を借りずに、マイナスの人生を歩んできた自分たちが奈央子救出をやってのけたら、次からは本気で現実世界に向き合おう、向き合っていかれる、とひそかに決意していたんじゃないかな……なんて。
じゃないと、あの凄惨な事件の場で、「今度こそ……」の言葉が出てはこないんじゃないかな……って思うんです。

いやぁ〜、久々にウザい考察スミマセン。
Sでもなく、Mでもなく、ドNなnなんで!!(笑)

「ドN、ってなにそれ」
「……」