【今週のわろてんか】見果てぬ夢

[104. 匿名]

タイトルは「わろてんか」
だけど、笑うとしたら苦笑か憫笑しかない…。

見どころがあるとしたら、あり得ない展開に対する突っ込みorキャストつながりのネタ。ここの所は、新世紀キネマの工藤さんネタがツイでお盛んなようで、木曜日から金曜日にかけてハッシュタグ「春の調略祭り」で見たところ、ツイート感想の方が本編よりも面白かったのは皮肉すぎる。

　そりゃ中の人が真田の叔父上だもの、北村笑店のあのメンツじゃ新世紀キネマと工藤さんに対抗しようがないわ。アサリなんて論外だけど、社長であるおてんも今日の放送見る限り、検閲をはじめとした「仕事」そのものをわかってないんじゃないかな、という疑惑もでてきたし。風太は怒鳴ってばかり。唯一有能そうだった栞もヴェールが剥がれてしまえば、いい年して理想と現実の折り合いを付けられない子供だったと判明したし。

てん達は、仕掛けられたのが真田並のもっとえげつない策略じゃなかった事に感謝すべきかもしれないね。映画そのものじゃなく、北村笑店そのものを揺さぶる記事になったかもしれないから。あの調査力なら例えば新聞に

「稀代の女社長は、旦那の元許嫁（楓）、旦那を忘れられない女（リリコ）、自分の許嫁（栞）、自分に惚れた男（風太）を言葉巧みに手足のように動かし、今の繁栄を築き上げた驚くべき金の亡者」

なんて書かれても不思議じゃない。しかしこの内容、全く嘘100パーセントでもないのが逆に凄い。

本当にこのドラマ、どうしてこうなった。