説得力のない事
157コメント2018/02/15(木) 23:30
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103. 匿名 2018/02/15(木) 04:39:02
>>102
トゥールミンは、ある主張を論証するためには、それを支えるデータ(data)と、
データが主張につながるためのロジックであるワラント(warrant)
が必要であるとしました。
たとえば、「窓を開けた方がいい」という主張を論証するためには、
まず「室温が30度だ」というデータを持ってきます。
これは事実ですので、論証する必要はありません。
しかし、「室温が30度だ」というデータが、
「窓を開けた方がいい」という主張に直接つながるかというとそうではありません。
そこには次のようなロジックが間に挟まっています。
・「室温が30度だ」 データ
・「30度の室温は不快だ」 暗黙のロジック1
・「窓を開ければ室温が下がる」 暗黙のロジック2
・「室温が下がると快適になる」 暗黙のロジック3
・「不快な状態よりも快適な状態の方がいい」 暗黙のロジック4
・だから「窓を開けた方がいい」 主張
このようにデータと主張をつなぐロジックをトゥールミンは
「ワラント(warrant)」と呼びました。
『4. 主張を組み立て、議論する – 向後研究室教材サイト』の
「4.2 トゥールミンの三角ロジック」を基に編集
By 向後研究室, 表示 – 非営利 – 継承 2.1 日本, 4. 主張を組み立て、議論する+2
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