芸能人の事が本気で好き

[289. 匿名]

生まれてからずっと就職して10年以上経って30代になってもキモい暗いと言われ続けた
学籍時代憧れていた先輩が私のことを「性器を神に変換しろよあのブス」と笑いのネタにしていたことを知って異性に恋愛感情を持てなくなった
好きな小説家の作品の映画化があって、良かったことも悪かったことまで感じたことをすべて感想として映画の特集を組んだ雑誌に送ったら、企画の一環で主演の俳優にそれを読ませるものに当選してその俳優が感想について
「こなのような繊細な方にこんなに素敵な感想を頂けて光栄です。我々はお客様の反応があるからこそ続けられる仕事なので彼女のようなお客様に恵まれたことを幸せに思う」
と発言していた
好意を向けることを気持ち悪い害悪と言われ続けた私にとって、その俳優が初めて私の好意を受け止めてくれた人だった
彼のためなら何でも出来る
好意を向けても拒絶されない
バケモノと言わない
生まれてきた意味がないと言わない
女性器を神に返せと言わない男性は彼が初めてだったから