今だから笑える恥ずかしい話

[59. 匿名]

中学生の頃、毎日日記を書いていたのですが、内容は当時好きだったクラスメートの男子のことが中心だったので、もし誰かに見つかったら恥ずかしいと思ってその男子の名前の部分を私の大好物の「からあげ」に置き換えて書いていました。
（例えば『今日、理科の授業終わりに廊下で、からあげと一瞬目があった。すっごく嬉しい』みたいな感じです。）

私の密かな楽しみとして日記を続けていたのですが、ある日、その日記帳を間違って学校のカバンに入れて持っていってしまって、仲の良い友達にノートを貸す時にその日記帳が見つかり、中身を見られてしまいました。
当時の私は「好きな男子なんていないよ。」と周りに公言していたので、このことが皆んなに知れたら大変だと思い、その友達に「みんなには絶対内緒にしてね！」と強くお願いしました。

翌日からしばらくの間、クラスの間で私のあだ名が「からあげさん」になりました。