ガールズちゃんねる
  • 211. 匿名 2017/08/28(月) 15:19:13 

    >>199
    人がすれ違えないほど狭い店内は、床一面が血だらけだった。そこにうずくまっておびえる女性と、青ざめた表情で立ちつくす男。Bさんは男を女性から離し、扉の近くまで引っ張っていくと、Aさんが男を床に押さえつけ、警察官の到着を待った。

     その間、男は全く抵抗せず、自責の念にかられたためか、自分の額を何度も何度も床に打ち付けていた。

     曽根崎署の調べに対し、男は「女性に何度も殴られて頭が真っ白になり、カッとなった。歯止めがきかなくなった」と供述。当初、女性に対する殺意も認めていたとされる。

    女性は勤務が終わった後に阪神梅田駅店を訪れ、その場で男と口論に発展。当初、男と勤務を交代して帰り支度をしていた別の同僚も現場にいたが、「店員同士のけんかを客に見られてはまずい」と店のシャッターを閉めて立ち去った。女性の平手打ちにキレた男がパン切り包丁に手を伸ばしたとき、店内はいわば〝密室〟の状態だった。

     捜査関係者は「通行人の男性らが制止していなかったら、もっと大ごとになっていたかもしれない。冷静に止められて、男もわれに返ったのでは」と話した。

     神戸屋本社(大阪市東淀川区)によると、男はパート従業員として、今年2月ごろから働き始めた。一方、女性は勤務歴約4年のベテラン従業員。いずれも働きぶりに問題はなく、現在のところ、2人の間にトラブルがあったかどうかは把握していない。

     男を止めに入ったAさんは「(男を確保したとき)逃げる素振りもなく、真面目そうな印象を受けた。最初から殺意があったわけではないのでは」と振り返る。捜査関係者も「女性は、男の勤務態度に何か気に障ることがあったのだろう。男は真面目に働いていたつもりだったが、女性に注意された上に頬をたたかれ、過剰に防衛してしまったのかもしれない」と推測する。

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