ニートの就活
221コメント2017/09/14(木) 21:51
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148. 匿名 2017/08/17(木) 01:34:25
私、実質8年引きこもって、29歳で就職した。
首都圏の中小企業一般職。手取り15~18万。福利厚生、ボーナス、退職金あり。
ただし残業代なし。年間休日120~130日くらいのところ。
最初、就職しようと思い立って、とりあえずハロワに行った。
そろそろ就職しなきゃって思ってたくらいで、大学中退だから就活の知識はほぼゼロ。
ハロワ行ったら受付の人に促されるまま利用者登録→パソコンで求人検索→よさそうなところをピックアップして印刷→奥の担当者がいるカウンターに持っていく。っていう一連の流れを何も考えずにやった。もし万が一ブラックに就職しちゃったら辞めればいいと思ってた。
担当してくれたのが年配のおっちゃんで、
「今まで何してたの?バイトしか経歴ない?今は何やってるの?ここ数年何もやってない?じゃ、とりあえず前のバイト先書いちゃいないよ」
「いやでも私の経歴でここに行ってもいいのかどうか……」
「いいんだよ。いいと思ったところはどんどん行かないと」
とかいうやりとりをした記憶がある。
「じゃ、まず履歴書送る旨の電話しようか。なんなら俺からしようか?」ってそのままおっちゃんが電話してくれた。たぶん、私がしゃべり下手だと勘違いされたのだと思う。ちょっとしたことでも言葉を詰まらせるくらい、コミュ力が落ちてた。他人としゃべったの久しぶりで、引きこもってたから気づかなかった。
そのまま帰りに履歴書を購入。
コミュ力低下に危機感を感じて、その日のうちにネットで検索して日雇いの短期のアルバイトに応募。
ネットで応募した1、2時間後くらいに、アルバイト応募先から電話かかってきて、翌日に面接になった。
面接に行ったらその場でアルバイト採用されて、なんかいろいろ書類書いた。面接時に印鑑やらいろいろ持ってきてと言われていたので、応募したらすぐに受かるようなところだった。
アルバイトに受かったその日に、新しいアルバイト先のことも含めて履歴書を書いて、就職先に送った。
短期のアルバイトは派遣タイプの、1日ごとに仕事の日を指定できるやつをやってた。
「○○日に入りたいんですけど」って伝えたら、「じゃあ△△行って~」って感じのやつ。
やってみたら、転職活動中とか就活中の子がいて、その子たちのグループに入れてもらいながら、おしゃべりして何とか会話の仕方を思い出していった。面接とか、就活についての情報も結構教えてもらった。他にも20代~60代くらいまで主婦のお姉さんとか結構いろんな人がいたし、お世話になった。
履歴書送って2日後くらいかな。
アルバイト中に、就活先から面接の日程を決める連絡があり、バイトの休みをもらって面接。
面接では今までちょいちょいバイトをしながら就職活動をしてたってことにしておいた。
年齢的にそろそろ正社員として就職したいという話もした。
受かってから採用担当者と話をしたけど、20代である程度受け答えができれば、誰でも受かってたような感じの話をされた。
本当はメンタル壊して大学中退したんだけど、そこは面接では伝えてない。今も伝えてない。
当時のカウンセラーからは精神科行けって言われてたけど、精神的な病名が付くのが嫌で、精神科への通院を途中で放棄。自分の中で、病名さえ告げられなければ(診断されなければ)、精神病になったことにはならないし、その後就活するときにも嘘にはならないって、変なこだわりみたいな考えがあった。
就職先では30歳になる間際までふらふらしてた遊び人ってことになってるけど、それでも雇ってくれるところはあった。そのことだけでも知ってもらえればと思って書いた。
引きこもってる人たちは、何か理由があってそうなってるんだろうし、その理由を告げても告げなくても雇ってくれるところはあると思う。言い方ひとつで印象は変えられるはず。
8年引きこもってから就職した身としては、引きこもってた頃の方がずっとつらかったよ。
自己否定ばっかで毎日休まらなかったし、ふとした瞬間に衝動的な不安に駆られて自殺することばっか考えてた。
もし、同じような人がいて、ちょっとでも動くきっかけになればと思って書きました。
私なんかより、もっとまともに就活してる人もいると思うので、そういう人の話も聞いてみたい。+70
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