「Nのために」で印象に残ってるシーン

[282. 匿名]

>>281

2８０です。
成瀬君との関係を偽装するために連絡を取らないために一番いい方法は自分の携帯番号を変えてしまう事です。そうすれば相手からも連絡を取る事ができなくなり、確実に偽装出来ます。でも希美ちゃんはそほ方法は取らなかった。つまり希美ちゃんは携帯番号を変える事で成瀬君との繋がりが切れてしまう事を避けた、と理解しています。事実携帯番号を変えなかったが故に『頑張れ』エールが出来たから。
それに、結婚式以降に希美ちゃんには成瀬君と接触する事に躊躇いがありません。一般的に言われる、この時期の希美ちゃんの感情が安藤に行っていたのだとしても、成瀬君を守るための偽装行動はどうでもいい、関係ないという心理にはならないと思うのです。

そう考えると、希美ちゃんが学生時代に成瀬君と（結婚式まで）連絡を取らなかったのは、さざなみの偽装のためとは別の心理になるのではないか？と思っているのですが、どうでしょう？
その、さざなみの偽装とは違う理由に、変化が起きた故に、結婚式以降に成瀬君に会うのに躊躇が無くなった、とは考えられないでしょうか？

この部分の考察は実はもう一箇所と関係する、と思っています。

スカイローズガーデンで成瀬君は希美ちゃんを守るため、さざなみにおける希美ちゃんと同様に行動した、と理解されています。
もしこれが正しいとすると、その後の成瀬君の行動はさざなみの希美ちゃんをなぞったものと考えられますが、彼はさざなみの希美ちゃんが取らなかった、携帯番号の変更を行なっています。これは希美ちゃんも同じです。さざなみでは成瀬君は携帯番号を変更していないのに逆の立場になった希美ちゃんはスカイローズガーデンでは携帯番号を変更した。

そうすると、スカイローズガーデンにおける成瀬君と希美ちゃんの行動は、本当にさざなみと同様と理解していいのか疑問が出て来るんですよね